ドライアイ

よくあるご質問

ドライアイはどんな人がなりやすいのですか?

ドライアイは加齢や環境によって引き起こされることが多く、特に乾燥した環境でパソコンなどのモニター画面を凝視する人は要注意です。また、コンタクトレンズを装用する場合も、水分の蒸発量が増えて目が乾燥しやすくなります。

ドライアイを放置するとどうなりますか?

ドライアイを軽い病気だと考える人も多いですが、放置していると重症化し合併症を引き起こす恐れがあります。悪化する前に早期治療することが大切です。

目は温めた方がいいのですか?冷やした方がいいのですか?

どちらもやりすぎはいけませんが、充血したときには冷やすと症状が和らぎます。
目の乾燥を感じたときにはあたためると良いとされています。温めることで、マイボーム腺の詰まりを改善することができます。

ドライアイはどのくらいの期間で完治しますか?

残念ながらドライアイを完治させる治療はありません。ドライアイの治療は、点眼薬で足りない涙を補う方法が主流で、効果がでるまでに数ヶ月~半年程度の期間がかかると言われています。根気よく治療を続けていくことが大切です。

ドライアイと関係する病気はありますか。

ドライアイは他の病気や状態と関連しています。例えば、自己免疫疾患の一種である「シェーグレン症候群」は、唾液腺や涙腺の機能が低下し、口や目の乾燥を引き起こすことがあります。また、眼瞼けいれんなど、目の周りの構造や機能に影響を与える疾患もドライアイを引き起こす可能性があります。ドライアイはまた、糖尿病や甲状腺疾患などの全身性の疾患とも関連しています。これらの病気がドライアイの原因となる場合、それぞれの病気に対する適切な治療が必要です。