緑内障

自己チェック

緑内障の自己チェックを
してみましょう

緑内障の発見、予防、また進行を食い止めるためにも日頃から目の状態をチェックしておきましょう。病院に行く時間がすぐに取れない方、いきなり病院に行くのが不安な人には特におすすめです。
必ず気をつけてほしいのが、この自己チェックはあくまでも目安です。自己チェックの結果がすべてではありません。最終的には必ず専門病院を受診しましょう。

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視野チェック

  1. 片目をつむり、正面の約30センチの位置から中心の双葉を固視してください。
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要注意症状
  • マス目に欠けたところがある
  • 一部が暗く見える
  • マス目が歪んで見える

...などの症状があれば要注意です。早急に専門医の診察をお受けください。

※右目で見た場合にR点、左眼で見た場合にL点の付近が見えなくなるのは、「マリオット盲点」という盲点チェックで確認した場所ですから、見えなくても心配はありません。

盲点チェック

あなたの目にも「見えていない部分」がある?

人間の目には、誰にでも「見えていない部分」がある、ということをご存じでしょうか?
俗に「盲点」と呼ばれるものです。

「盲点」は誰の目にもあるもので、病気ではありません。視神経線維が集まって束になっている「視神経乳頭」には視細胞がないので、光を感じることができず「盲点」となります。しかし、人間は普段、「見えない部分がある」ことを意識していません。見える方の目が、片目の見えない部分を補っているからです。
同じように緑内障にかかっても、「見えない部分がある」ことに気づかないのです。両目で見ているときは気づかなくても、片方の目だけで見ると「見えにくく」感じて、病気に気づくことがあります。

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自分の盲点がどこにあるかチェックしてみましょう。
  1. まず左目を手でおおって隠します。
  2. 右目で+印を見つめ、画面から顔を40センチくらい離します。このとき、右目の正面に+印がくるようにします。
  3. 右目の視線を+マークに固定しながらも、左側の星を意識するようにします。
  4. この状態で画面に少しずつ近づいていくと、星マークが見えなくなる位置があるはずです。これが右目の盲点です。
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